通常、Android の実機で adb などを利用する際には、USB ケーブルで実機と PC を接続し、実機を認識させる必要があります。
通信速度は速いですが、いちいちUSBケーブルを接続するのは面倒です。
そこで、Wi-Fi を利用した無線LAN接続で Android 端末を認識させ、 adb などを実行してみたいと思います。


[参考サイト]
WiFi経由のadbコマンド
Wi-Fi環境でadb接続するには



・Wi-Fi から adb を利用する手順
上記サイトの説明によると、無線で adb を利用する流れは主に次の2種類に分かれそうです。

手順1:一度だけ USB 接続を行う方法 (要 root 化)
  1. USB ケーブルで Android 端末を接続
  2. PC から "$ adb tcpip 5555" を実行してTCPポートを開く(ココが root 権限必要)
  3. USB ケーブルを外す
  4. "$ adb connect [android_ip_address]" を実行し、接続を開く
  5. "$ adb devices" で接続確認

手順2:USB接続なしの方法 (おそらく要 root 化)
  1. PC の環境変数に "ADBHOST=[android_ip_address]" を設定しておく
  2. "$ adb kill-server"
  3. "$ adb start-server"
  4. "$ adb devices" で接続確認



・無線での adb 接続実施
と考察

私の持っている Android 端末は非 root 化の Xperia acro HD で、上記2つの方法で無線接続を試してみました。
結論から言うと、残念ながらどちらもできませんでした。

手順1について
"$ adb tcpip" コマンドでは、内部で root 権限が必要な操作を行っているので、端末を root 化したり、一時的に root 化しておいたりする必要があります。
私の Xperia acro HD は私用のメイン機なので、root 化は行っていません。
そのため、できないのは予め予想していました。

手順2について
Android 側で特にポートを開くような操作は見当たらず。
流石に、IP さえわかれば adb 接続できてしまう仕様は危ない気がするので、root 化した端末だったり、予め手順1.1を実行しておいた端末ならば可能である、という気がします。
一般に市販されている Android 端末の中には、root 化不要な機種もあるらしいので、それに該当する端末ならば、上記手順で問題なく接続できると思われます。



とにかく、なんだかんだ root 化された端末、あるいは一時的に root 化しても良い端末が欲しいところ。
私が持っている Android 端末は IS12S と IS01 の2つあります。
ただし、IS12S は私生活でのメイン機体なので通常利用しかするつもりはなく、IS01 は不調でメーカー修理へ行ったままです。
そのため、また新しい実機を手に入れるなり、IS01 が修理できるなりしたらまた追記したいと思います。